学生の頃、私は典型的なオタクでした。アニメやゲーム、漫画にばかり熱中してまして、付き合いのあるクラスメイトも全員がオタクです。幸いかどうかは分かりませんが、オタク趣味を持つ友達は多かったおかげで、退屈することはありませんでした。
ですが、オタクグループには女っ気がまったくないため、私もリア充的な青春は過ごせなかったのです。それは仕方のないことだと分かっていますし、後悔が強いわけではありません。ただ、学生という『性欲がもっとも強い時期』にリア充的な行為…つまりはセックスできなかったことは、ちょっとだけ寂しかったですね。
オタクグループとは真逆のリア充グループはもちろん彼女とかも作っていたし、セックスもしていたのでしょう。たまにリア充グループの会話を聞いていると「やっぱりセックスは愛がないとダメだよなー」みたいな言葉が耳に入ってきて、アレコレ妄想したのは言うまでもありません。
そして社会人になった私はリア充気分を味わいたくて、『セフレ掲示板』を使うようになりました。普通の出会い系を使わないあたりがなんとも言えませんが、私にとっては『リア充=女の子と好き放題セックスできる人』だったので、これで良かったのだと思います。
セフレ掲示板を使ったらリア充になれるかどうかですが、セックス的な意味ではなれると思います。それくらい、この掲示板では女性と会いやすく、会えば確実にセックスができるのです。かつてのリア充たちは彼女たちとよろしくやっていたのでしょうが、元オタクの私にはこれで十分だと思います。
ちなみにセフレ掲示板で約束した人と会うときは、元オタクだとバレないようにしていました。社会人になったらオタク趣味もほぼなくなり、日常生活も『なんとなくリア充か一般人に見えそうな行動や趣味』を心がけて、セフレ相手にも引かれないようにしたのです。
ただ、セフレになってくれる女性たちは『可愛いキャラクターが出てくるソシャゲ』とかを普通にプレイしているため、ライトなオタク趣味ならあっても良さそうです。むしろ、それくらいのオタク趣味なら会話ネタになるし、セックスする前の雑談に役立つ気がします。
もちろん、セックスのときはお互いが本能のまま体を求め合い、「リア充たちは、こんなに気持ちいいことをしていたのか…」と痛感しております。学生のときにしていたらさらに気持ちいいのかもしれませんが、『割り切って楽しめるセックス』も悪くないし、今を楽しむほうがいいですよね。